小松利昌さんといえば、
数々のドラマや舞台で
存在感を放つ
“名脇役”として
知られています。
独特の存在感と
演技力でどんな役にも
命を吹き込む彼ですが、
その魅力のルーツは
どこにあるのでしょうか。
この記事では小松利昌さんの
出身高校や大学などの
学歴に注目し彼の原点に迫ります。
どんな学生時代を送り、
どんな経験が今の俳優人生に
つながっているのか——。
「小松利昌の出身校と学歴」
を徹底的に掘り下げていきます!
小松利昌の出身高校は清風高校!進学校で育んだ感受性

清風高校とは?大阪の有名進学校の概要と特徴
小松利昌さんの出身高校は、
大阪府にある私立の男子校
清風高校です。
清風高校は進学校としても知られ、
偏差値は61〜71と高水準。
文武両道を掲げており、
規律正しい校風で有名です。
卒業生には医師や研究者などの他、
芸術・スポーツ分野でも活躍する人が多く、
小松さんのように
俳優の道に進んだ人物もいます。
以下に一部抜粋して卒業生を紹介します。
・本並健治(元サッカー選手)
・中西保志(歌手)
・池谷直樹(元体操選手)
・池谷幸雄(元体操選手(バルセロナ五輪代表))
・石井慧(格闘家、柔道家(北京五輪代表))
同じく清風高校卒業生の
中西保志さんについて書いた記事は
こちらにあります↓
清風高校の校舎は
上本町のハイハイタウン近くにあり、
小松さん自身も
「補導されかけた」
と語るほど、
学生時代の思い出が
詰まった場所だそうです。
SNSではその思い出を
懐かしむ投稿も見られ、
学生時代の青春の1ページが
現在の表現力に生きていることが
うかがえます。
次は、そんな高校時代に
小松さんの人生を変える
「演劇」との出会いについて
見ていきましょう。
学生時代の苦悩とラジオとの出会いが演劇の原点に

小松利昌さんは、
小学生から中学生にかけて転校が多く、
新しい環境に馴染めず
いじめを受けた過去があるそうです。
その影響で、
人と目を合わせることができず、
心を閉ざしていた時期も
あったと本人が語っています。
そんな孤独な日々の中で、
小松さんにとって
唯一の救いとなったのが
「ラジオ」でした。
特に印象的なのが、
高校1年生のときに出会った
演出家・鴻上尚史さんのラジオ番組。
この番組を通じて演劇集団
「第三舞台」の舞台作品に出会い、
舞台上で感情を解放する
俳優たちの姿に強く
心を打たれたそうです。
「観客の心を揺さぶる力が演劇にはある」
と感じた瞬間、
小松利昌さん中で俳優という
職業がリアルに芽生えたと語っています。
この高校時代の体験が、
小松利昌さんの人生に
大きな影響を与え後の
進学先やキャリア選択にも
つながっていきました。
次は、小松利昌さんが
進学した大阪芸術大学での
エピソードについて
詳しく見ていきましょう。
小松利昌の出身大学は大阪芸術大学!デザイン学科から俳優の道へ

大阪芸大デザイン学科で学んだこと
高校卒業後、
小松利昌さんは
大阪芸術大学芸術学部デザイン学科
へと進学します。
当初は
「広告代理店に就職して面白い仕事ができたら」
と考えていたようで、
グラフィックやビジュアル表現に
関心を持っていたことがうかがえます。
しかし大学で学ぶうちに、
広告やデザインの枠を超えた
「表現」の世界に強く
惹かれるようになっていきました。
そんな中、大学内で
舞台や演劇に触れる機会が増え、
自身で演じることへの興味が再燃。
在学中に参加した
演劇系の活動をきっかけに、
「やっぱり自分は“伝える側”ではなく
“表現する側”に立ちたい」
と感じたのだそうです。
大阪芸大の自由で創造的な校風は、
小松さんの表現力と
感受性を育む大きな土壌となりました。
次は、大学時代に
俳優としての方向性を決定づけた
エピソードについてご紹介します。
芸術を仕事にしたいと決意したエピソードとは?

大学時代、小松利昌さんの
転機となったのは、
やはり舞台との再会でした。
授業やゼミでの制作活動だけでなく、
大学外での舞台鑑賞や
自主公演にも積極的に関わり、
演劇への情熱が
日々強くなっていったのです。
中でも、鴻上尚史さん率いる
「第三舞台」の舞台を
生で観たことが、
忘れられない体験となりました。
観客席に座る中で、
「この世界で自分も感情を届ける側に立ちたい」
と確信し、演劇の道へ進む決意を固めたといいます。
当時周囲の友人が
広告業界やデザイン会社への
就職を目指す中、
小松さんだけが「俳優になる」と
心に決めた道を選んだのです。
この強い信念が、
卒業後に劇団へ参加し、
その後35歳で上京するという、
地道で独自のキャリア形成に
つながっていきます。
次は、そんな学歴からつながる
俳優人生と今に至るまでの
表現スタイルについて
掘り下げていきましょう!
小松利昌の学歴から読み解く俳優人生

芸術と笑いを融合したソロコントの世界観
小松利昌さんの
演技スタイルは、
芸術的な表現と笑いの融合が
大きな特徴です。
学生時代に培った
デザイン的センスと表現への情熱が、
現在の“ソロコント”という
唯一無二のジャンルを
生み出しました。
大道具・小道具・衣装の
すべてを自ら手作りし、
独創的なビジュアルと
物語を組み合わせて、
笑いと感動を同時に届けるのが
彼のスタイルです。
このような表現は、
まさに大阪芸術大学で学んだ
“総合芸術”の経験と、
高校時代から育まれた
演劇への愛情が土台になっています。
ただの芸人でも俳優でもない
「小松利昌というジャンル」
を確立していることが、
今の多方面での活躍に
つながっているのです。
次は、地道な下積み時代と
アルバイト経験から
今の表現力につながった
理由について深掘りしていきます。
下積み時代のアルバイト経験が現在の表現力につながる理由

大学卒業後小松利昌さんは
劇団活動を続けながら、
生活のためにさまざまな
アルバイトを経験してきました。
接客業、配送業、倉庫作業、
イベントスタッフなど、
まさに「人間観察の宝庫」とも言える
現場で働いていたそうです。
そこで出会った人々の
しぐさや口調、
ちょっとしたクセなどが、
後のコントやドラマでの
演技にそのまま活かされています。
特に、何気ない日常の
一瞬を切り取る力は、
アルバイト時代の体験から磨かれた
“観察眼”に由来していると
本人も語っています。
このような地道な
努力と経験の積み重ねが今や
「見切れのプロ」「名脇役」
として称される
所以となっているのです。
学歴だけでは語れない、
小松さん独自の歩みが
現在の俳優スタイルにしっかりと
つながっていることがわかります。
次は、小松利昌さんの
基本プロフィールと、
今後の注目ポイントを
チェックしていきましょう
小松利昌のプロフィールまとめと今後の注目ポイント

年齢・出身地・特技などの基本プロフィール
ここで改めて、
小松利昌さんの基本的な
プロフィールを
整理しておきましょう。
・名前:小松 利昌(こまつ としまさ)
・生年月日:1973年3月28日
・年齢:52歳(2025年現在)
・出身地:大阪府
・出身高校:清風高校(大阪府)
・出身大学:大阪芸術大学 芸術学部デザイン学科
・所属事務所:cube(キューブ)
・趣味・特技:小道具作り、ラジオ
観察、日常の人物模写
芸術性とユーモアの
センスを併せ持つ彼は、
日常の一コマを笑いや
感動に変える力に長けた俳優です。
表情や動きだけで
“物語”を伝えることもできる
稀有な存在として、
業界内外から
高い評価を受けています。
小松利昌の出身高校と大学はどこ?学歴から読み解く俳優人生!まとめ

小松利昌さんは、
テレビ・舞台・映画など
幅広いジャンルで
活躍を続けており、
今後の出演にも注目が集まっています。
最近では、
NHKの連続テレビ小説や
大河ドラマ、
人気の民放ドラマにも多数出演。
特に2020年代以降は、
刑事役やお父さん役、
個性的な脇役として
存在感を発揮しています。
また、自身のライフワークとも言える
「ひとりコントライブ」も
定期的に開催しており、
演出・脚本・小道具まで
すべて一人で手掛けるスタイルが
話題を呼んでいます。
今後も、「笑い」と「アート」を
融合させた独自の世界観で、
観る人の心を動かす活動を
広げていくことが
期待されています。
これからも小松利昌さんの
多彩な活躍から目が離せません。
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