落語芸術協会に所属する
音曲師の桂小すみさんをご存知ですか?
音曲師とは三味線や唄で
寄席を盛り上げる芸人のことで、
最近では笑点にも出演して
知名度がアップしていますね。
そんな桂小すみさんですが
じつは寄席からは想像ができない
学歴や経歴の持ち主なんです!
今回はあまり知られていない
桂小すみさんのプロフィール、
学歴や経歴を徹底調査しました。
テレビで見るだけでは知らない
桂小すみさんの人生を
見ていきましょう!

桂小すみのプロフィール

・本名:松本優子
・生年月日:1973年3月7日
・出身地:神奈川県横浜市
・職業:音曲師
・所属:落語芸術協会(三代目桂小文治門下)
小すみさんは三児の母で、
夫は尺八工房まつもとを主宰する
松本浩和さんです。
プライベートでも芸の世界と
深い縁を持ちながら活動を続けています。
尺八や音曲師という伝統的な
職業の方同士で結婚しているんですね。
桂小すみの出身高校は?

桂小すみさんは
神奈川県立横浜翠嵐高等学校を
卒業しています。
翠嵐高校は横浜市にある
公立の進学校で、県内でも
トップクラスの難関校として有名です。
偏差値は70を超え、
東京大学や一橋大学などの
難関大学に多数の合格者を輩出するなど、
全国的にも進学実績で知られています。
翠嵐高校は自主性や
文武両道を大切にする校風が根付いており、
この環境が桂小すみさんの
探究心や芸を追求する姿勢に
影響を与えたと考えられます。
横浜翠嵐高校の著名な卒業生
・鈴木恒夫
(1941年生まれ元文部科学大臣)
・浜田昌良
(1957年生まれ参議院議員、元復興副大臣)
・那谷屋正義
(1957年生まれ・参議院議員)
横浜翠嵐高校は政界を中心に
多くの著名人を輩出してきました。
桂小すみさんと同世代ではありませんが
難関大学へ進む卒業生が多いのも
納得できる顔ぶれですね。
桂小すみの出身大学

桂小すみさんは
東京学芸大学教育学部音楽学科を
卒業しています。
在学中には
ウィーン国立音楽大学に国費留学し、
ミュージカル専攻を特別賞で修了しました。
限られた学生にしか与えられない
国費留学を経験していることからも、
彼女の音楽的才能と努力は
際立っていたことが分かります。
東京学芸大学・ウィーン国立音楽大学の著名な卒業生

・中川俊郎(1958年生まれ・作曲家)
・三枝成彰(1942年生まれ・作曲家)
・千住明(1960年生まれ・作曲家)
東京学芸大学は教育者だけでなく
芸術分野でも人材を輩出し、
ウィーン国立音楽大学は
世界的音楽家を数多く育ててきました。
桂小すみさんの留学経験は、
後の表現力に大きな影響を
与えたことは間違いなさそうですね。
高校と大学を見ただけでも
エリート完成がすごいです!
桂小すみの音曲師までの道のりは?

教員から邦楽の道へ
大学卒業後、桂小すみさんは
音楽科教員を務めています。
「音楽に関わる仕事を続けたい」
という思いから邦楽の世界に進み、
NHK邦楽技能者育成会で
学びを続けています。
寄席囃子としての第一歩
2001年には国立劇場の
「大衆芸能(寄席囃子)研修生」に。
面接では当時会長の
十代目桂文治さんから
「芸人にならないか」
と勧められたようです。
しかし初めは裏方を選び、
その後2003年に落語芸術協会の
寄席囃子として活動を開始しました。
三代目桂小文治門下での修行

2017年に、三代目桂小文治さんの
門下に入り前座修行へ。
裏方から表舞台へと
進む大きな転機となっています。
音曲師「桂小すみ」の誕生
2019年3月に修行を終え、
音曲師「桂小すみ」としてデビュー。
芸名の「すみ」は音曲師の
玉川スミさんに由来しています。
表に立つ決断は、
自分の音楽をより多くの人に
届けたいという思いからだと語っています。
あのエリート校の学歴から
意外な方向に進んでいる
桂小すみさんも魅力的ですね。
桂小すみとしての経歴

・2019年:前座修行を修了し、
音曲師「桂小すみ」として活動を開始
・2020年:令和元年度花形演芸大賞
銀賞を受賞
・2021年:令和2年度花形演芸大賞
金賞を受賞
・2022年:令和3年度花形演芸大賞
大賞を受賞
・2023年:第40回浅草芸能大賞
新人賞を受賞
・2024年:第74回芸術選奨新人賞
(大衆芸能部門)を受賞
・2024年:第73回横浜文化芸術奨励賞受賞
桂小すみの芸風
桂小すみさんは寄席囃子で
培ったリズム感と三味線の技を武器に、
端唄や小唄を軽快に表現する音曲師です。
明るく親しみやすい芸風が支持され、
数々の賞につながっています。
2019年のデビュー以来、
毎年受賞しているのがスゴイですね。
桂小すみのwiki風経歴!出身高校や大学を徹底調査!まとめ

桂小すみさんは、
横浜翠嵐高校から東京学芸大学、
さらにウィーン国立音楽大学にまで
進んだ本格派の音楽人です。
そんな学歴を持ちながら
音曲師を選んだことは意外ですが、
その意外性こそ桂小すみさんの
大きな魅力のひとつといえます。
寄席囃子から始まり、
2019年に音曲師として
デビューして以降は数々の
受賞を重ねてきました。
三味線を軸にした
親しみやすい芸風で、
これからもさらに
活躍していくことでしょう。
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