フランスの女性競馬騎手として
日本でも活躍しているミカエル・ミシェルさん。
美しすぎる騎手としても
注目されていますよね。
そんなミカエル・ミシェルさんですが
フランスで女性騎手最多勝を記録するなど、
実力派ジョッキーであることをご存じですか?
この記事では、
華やかなイメージだけではなく
ミカエル・ミシェルさんの
努力と苦難の連続な人生を徹底調査!
馬との出会いや学歴など
騎乗姿だけではわからない
ミカエル・ミシェルさんの
姿を明かしていきます。

ミカエル・ミシェルのプロフィール

・名前:Mickaëlle Michel
・生年月日:1995年7月15日(2025年現在30歳)
・出身地:フランス・ヴァール県イエール
・国籍:フランス
・身長:158cm
・体重:48kg
・ニックネーム:トルネード
・憧れの騎手:オリビエ・ペリエさん
・趣味:日本のアニメ
・好きな食べ物:寿司・すき焼き
・配偶者:元騎手フレドリック・スパニュ(2021年~)
ミカエル・ミシェルさんは、
「美しすぎる騎手」として
世界中で注目されています。
フランスでは2018年に、
女性騎手として年間最多となる
72勝を達成したことで、
一気に名前が広まりました。
その勢いがすごすぎて、
「トルネード」なんて
異名までついたほどです。
2019年には、
札幌競馬でJRA初勝利も飾って、
日本の競馬ファンの間でも人気者になりました。
実力もしっかりあって、
華やかさも兼ね備えているところが、
魅力的ですね。
ミカエル・ミシェル馬との出会い

ミカエル・ミシェルさんが
馬と出会ったのは、まだ子どもの頃でした。
フランス南部のイエールという町で育ち、
自然の中で過ごしながら、
気づけば乗馬が身近にある環境にいたそうです。
9歳のときに本格的に馬に乗り始めて、
「ずっと馬と一緒に生きていきたい」
と感じたことがはじまりだったそうです。
10代になると、まわりの友達が
進学や遊びのことを考えていた時期に、
ミカエル・ミシェルさんはすでに
「将来は騎手になりたい」
という夢に向かって進み始めていました。
家族が競馬に関わっていたわけではなく、
ただ馬が大好きという
気持ちだけでこの道を選んだのが、
彼女らしさを感じるところです。
インタビューでは
「旅が好きで世界中の
競馬場をまわってみたかった」
と話していて、馬との出会いは
趣味を超えて、人生そのものに
つながっていったことが伝わってきます。
小さな頃から馬を
友達のように思って育った経験が、
今の「馬と一体になるような騎乗スタイル」
を作り上げたのかもしれません。
そして今でも、
「馬は家族と同じように大切にしたい」
と語る姿勢が、多くの人の
心を惹きつけているんですね。
ミカエル・ミシェルの出身高校

ミカエル・ミシェルさんは、
いわゆる一般的な高校には進学しませんでした。
14歳のときに、フランス南部マルセイユにある
競馬学校に進むことを決めて、
本格的に騎手を目指す道を選んだようです。
この競馬学校は、日本でいう
「JRA競馬学校」に近いような場所で、
馬の扱い方や騎乗技術を
中心に学ぶことができます。
それだけでなく、基礎的な学科の
授業もきちんと取り入れられていて、
総合的に学べる環境が整っているようです。
卒業するとすぐに厩舎に所属して、
プロの騎手としてのキャリアが
スタートするという流れになっています。
日本のJRA競馬学校との違い
一方、日本のJRA競馬学校は
全国から受験生が集まるため、
入学試験はとても狭き門で、
倍率が10倍を超えることもあります。
3年間の間に、学科や騎乗技術だけでなく、
人としての成長も重視した教育が行われ、
卒業後はJRAの騎手として
デビューする流れになります。
フランスは「早くから馬に関われる養成所型」
日本は「厳しい選考を経るエリート型」
といった違いがあるようですね。
ミカエル・ミシェルさんが14歳で
競馬学校に進むという選択をしたことは、
早い段階で自分の夢を明確にしていた証拠です。
その決断力と情熱が、
後の国際的な活躍を支える
土台になったのだと感じます。
ミカエル・ミシェルの騎手の経歴

・2014年:プロ免許を取得しデビュー。
9月6日ヴスール競馬場で初勝利
・2015〜2016年:落馬負傷で
約1年半戦列を離脱
・2017年:女性騎手への2kg減量制度が
導入。再スタートを切り年間17勝
・2018年:カーニュ・シュル・メール
競馬場で女性初のリーディング獲得
年間72勝で女性騎手最多勝記録を樹立
・2019年:初来日し、8月25日の
札幌競馬でJRA初勝利
・2020年:川崎競馬で地方初勝利
短期免許期間に通算30勝を挙げ、
外国人騎手の最多記録を更新
・2020年7月:イタリアG3
カルロダレッシオ賞で重賞初制覇
・2021年12月:フランスで落馬事故
鎖骨・首骨折など重傷
・2022年3月:復帰戦に騎乗同年5月に
拠点をアメリカケンタッキー州へ移す
・2024年1月:オーストラリア
メルボルンに拠点を移動
・2024年10月〜2025年10月:短期免許で
南関東競馬に参戦。日本で再び騎乗。
ミカエル・ミシェルさんは、
プロとしてデビューした直後に
初勝利を挙げるという、
素晴らしいスタートを切りました。
ですがその後、落馬によって
約1年半もレースから離れるという
大きな試練に直面します。
このような長期の離脱は、
普通ならキャリアに大きな
影響を与えてしまうところですが、
ミカエル・ミシェルさんは
諦めずにコツコツと努力を続けました。
そんな中、2017年にはフランスで
女性騎手に2kgの減量特典がつく制度がスタート。
このルール変更が追い風となり、
2018年には年間72勝という大記録を達成し、
女性騎手としての最多勝利数を更新しました。
ここから“トルネード”の異名を
持つほどの勢いで注目されるようになったんです。
その後は日本をはじめ、
イタリア、アメリカ、オーストラリアと、
次々に活躍の場を海外へと広げていきました。
ミカエル・ミシェルさんの
これまでの道のりは、
「試練」と「飛躍」を繰り返しながら
築かれてきたものです。
だからこそ、今のような国際的な評価と
信頼を得る存在になったのだと思います。
ミカエル・ミシェルのwiki経歴!学歴や馬との出会いを徹底調査!まとめ

ミカエル・ミシェルさんは、
幼い頃に馬と出会い騎手の道を選びました。
大きなケガでの長期離脱や
数々の挑戦を経ながらフランスや日本、
そして世界の舞台で実績を積み上げてきました。
2026年度のJRA新規騎手免許試験には
4度目の挑戦となりましたが、結果は不合格。
「とても残念で寂しい気持ちです」
と語った姿には、真剣に挑んできたから
こその悔しさがにじんでいました。
それでも現在は、南関東の競馬場で
短期免許を取得して騎乗を続けています。
どんな逆境に立っても前を向く姿は、
多くのファンの心を動かし続けています。
これからも彼女の挑戦と
活躍に期待したいですね。
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